2024-11-01から1ヶ月間の記事一覧
終末期に近付いた農作業雑記 其の一 小蠅の湧いた昨年の芋づるは遂先日漸く片付けた、美味しかったので今年も作ろうと先ずはツルの部分を採取して一斗樽に漬け込んだ。 終生最後の芋づる糠漬けだ、家内は豊富に塩と糠を振り掛け恰好の保存食に仕上がった。 …
間仕切りのある重箱制作に挑む、工程は一見単純そうだが中々どうして結構煩雑な作業の連続だった。 ➀25cmの正方形の周囲に糊代になる45度の切り込みを入れる。 ②四辺に高さ5cmの外枠をドべでくっ付け接着箇所を細い紐で補強する。 ③4.5cm×16c…
高尾中央公園の一角でのハプニング、体操を終え芝生の上をゆけば一羽の土鳩がいる、近付くが一向に逃げる気配がない。 病でも貰ったのかと更に近くに寄ったが人懐っこい円らな瞳を見開いてわたしを見る。 目立たぬように徐にそっと携帯を取り出しお顔を一枚…
一端はゴミ箱に捨て去ったものを未練たらしくも捜し出すような恥知らずが此処に居る。 何を思ったものか我が家の軒下の空き地にいそいそと鍬を入れ石灰を施しご丁寧にも腐葉土を撒いて苗床作りに勤しむ御仁あり。 貴男は農作業を放棄した筈の身柄で在りなが…
学卒年1959年、残雪ある小原バス停に降り立ち菊水分校への第一歩を記した。 以来歩くことを生業と致しひたすら我が人生を歩いてきた、歩くことは当たり前すぎる日々の営みであった。 それが段々駄目になる、歩く能力が血の滲む努力の甲斐もなく急激な下…
わたしに寄り付くモノは精々昨日の赤トンボとかトタテグモの類しかいない。 それでも語り掛け相手になって呉れる生き物がいるだけでも結構ではないか。 今日はカメムシ君、嫌われものの通称ヘクソン坊が其れこそ大群で押し寄せたら退散しかないが何んと一匹…
額谷に居ると此のわたしに珍客たちが訪れて呉れる、容貌は夫々至ってグロテスではあるがみな恰好の話し相手なのだ。 食べると珍味のモンクロシャチホコ、百本足のムカデ、奇抜な毛並みのジョロウグモ、木刀の先に留まった赤トンボそして今日は始めてお目に掛…
今は嫁いて仕舞った孫娘からカーナビセットやチャリンコのお古を譲り受け有り難く恩恵に浴する。 取り分け自転車は無くてはならない必需品だ、朝の体操会場や石踏み公園等々への大切なる脚そのものだ。 ところが其の我が分身のようなママチャリの鍵紛失騒動…
サル真似の能しかない、創造力に欠ける模写人間は情けない。 又しても現代の中国人書家陳松長・朱永霊の作を得々として模倣するが、見すぼらしいコピー版に一人悦に入る。 此の世に一つしかあるまい、而して此れ独創的と言えなくもない。 又しても、茶壷兼骨…
無断掲載 ジェンダー平等のご時世なのでしょう、今年度の全日本剣道選手権大会は女子選手権も同時並行して執り行われた。 NHKはフルサービスでBSは午後1時から4時からは総合テレビに切り替え4時間半の長丁場を放映しつづけた。 最早、破門同然の身柄で…
実弟から長い間借り受けた耕運機の返却を思い立ったが兄貴の方でよしなに処分してもらって結構だと返された。 知人の査定に依れば一目見るなり年式が古い刃の摩耗も著しいので農協に依頼しても保管料や買人が付けねば廃棄処分の費用が結構嵩張ると言われた、…
凡そ一年振りに鶴来街道を走る、鶴来警察署にて正式に運転免許証の交付を受けた、二年後の12月1日までの暫しの間我が人生をひた走りに走ることにしょう。 此処に写るご両人を見比べれば目のクマが随分目立つようになったし顎髭貯え随分と伸ばしたものだ。…
孫のICカードの紛失の件で動きがあった、矢張り案の定部活時の部室内の出来事だったと判明した。 カードを抜き盗った仮称A子はカードを使ってコンビニ等で飲食代に費やし残高が底をついた時点で、普通なら何食わぬ顔をして価値なきカードを破棄するなり人…