老いのひとこと

わたしに寄り付くモノは精々昨日の赤トンボとかトタテグモの類しかいない。

それでも語り掛け相手になって呉れる生き物がいるだけでも結構ではないか。

今日はカメムシ君、嫌われものの通称ヘクソン坊が其れこそ大群で押し寄せたら退散しかないが何んと一匹さまが車止めスチール棒の先に留まり日向ぼこ。

接写を試みるが光線の反射で写らない、何んとなく親近感すら覚える。

行を終えそれとなく白樫のドングリの実に目を遣り目線を移せば根元にキノコらしき物体を発見、見事に群生するが「君子は危きに近付いてなならない」食べる気は毛頭ないが数株を採取する。

実は紅緑色弱者にはキノコ発見が大の苦手でした。

 

グーグル検索するがさすがキノコは受け付けて呉れないのだ、命にかかわるので然もありなん。

恐らくモタセの類だろう、ふと若かりし頃に白山スーパー林道の秘匿の箇所で採取した大リュック一杯の「さくらモタセ」を思い出す。

光陰矢の如しという。