老いのひとこと

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桜が咲き一気に春が来た。
誰しも陽気に誘われて飛び跳ねる。
此のわたしも細心の注意のもと足首をそっと庇いながらの跳躍運動もこなしたぞ。
ラジオ体操で一日がスタートした。
いつもの館内でのお勤めもスムーズに進行した矢先、登り禅に際し僅か40センチの踏み台へ左の足を踏ん張って登ろうと試みた瞬間、足首に激痛が走った。
しまった。
やった。
またやったと狼狽の色隠せず這う這うの体でその場を退散しその足で接骨院へ直行する。
縋り付く思いでスパイラルの妙手たる先生にテーピングの施術を願い出た次第なのです。
絶対に二度と再び同じ轍を踏まぬように細心の諸注意を払っていたにも拘わらず愚かにも同じ失敗を繰り返してしまったことになる。
まさに後悔先に立たずの格言の通りになりました。
やはり、古の人が言う通り「バカは死ななきゃ治らない」のでしょう。
一晩様子を見たが左足への加重にはやはり耐えられない。
 
春が来た開放感は年寄りにもやってくる。
でもほどほどにより倹しく淑やかに為さねばなりません。
「油断大敵」を今更のように痛感する。