新聞の読者発言欄で春を呼び込む素敵な文章に出逢えた。
同い年の女性の其のお方は桜の折れ枝を題材に美しい文に仕上げられた。
雪の重みで敢え無く折れ果てた桜の小枝を採取し手厚く培養し生命を呼び戻し開花の手助けを為される健気な体験談でした。
ちゃっかり者の此のわたし早速相乗り便乗致すことにした。
まさにブレーンストーミングを見倣いました。
日参する額谷ふれあい公園の桜並木に必ずや在る筈だと踏んだ。
全く図星と云ってよい。
枝が裂け地上に垂れ下がる幼気ない光景をあちこちに散見する。
一枝拝借させていただき家へ持ち帰った。
自前の手焼きの花器を捜し出し生かしてみた。
其のお方が指摘される通り地上で咲き乱れる先に我が家では早目の春を先取りし花見の宴が楽しめそうだ。
いや此の染井吉野だけではなく今暫し雪が融けるのを待ってから野田山墓地にて山桜と上溝桜の一枝を探し求めねばなりますまい。