老いのひとこと

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手持ち無沙汰にテレビをつける。


Eテレで歩行が難しくなった年配の方が顔を顰める。


数歩歩んでその場に佇むしかない。


此れわたくしと何ら変わらぬよくよく似ているではないか。


加齢に伴い脊柱管が狭くなって神経を圧迫するからだと云う。


痺れと痛みが同時に襲う苦痛は体験者にしか分からない。


若きドクターが解説する。


脊柱管を通る神経の束がお尻の近付くと馬の尾っぽのようになるらしい。


その馬尾神経が圧迫されれば症状は両脚に及びこれはもう手術しかないとドクターは云う。


然すれば此のわたしは馬尾型ではなかったのでしょう。


圧迫箇所が上部なら鎮痛薬で治る場合もあるとおっしゃる。


どうしたことかスパイラルテーピング術の妙味に付いては触れられることはなかった。


ただ、不可思議なるは予防対策に背筋を伸ばしたりスクワップで筋力補強するは好ましくはないと解説する。


むしろ前屈み姿勢を盛んに推奨為されていた。


いずれにしろ有益な番組ではあったが惜しむらくは症状が出てからの対処療法を解く先に斯くなる症状を呼び込まぬようにするには何が大切かを重々噛み砕いて年寄りにも分かるように番組を編成為されたら如何なものかと感じた次第です。