雨上がりの農作業、四五日つづいた長雨が漸く上がり日差しが戻る。
玉葱が隠れるほどに繁茂する雑草をむしる。
丁度程よい湿りが作業を捗らせる。
百姓ではないが百姓並みに頃合いが掴めたようだ。
早すぎれば畝間が泥濘んで仕事にはならないし遅れて地表が乾いてしまえば抜き取る作業が手間取って此れまた大変になろう。
中腰姿勢はそれはキツイがしゃがみ込むよりは楽、腰を伸ばして天を仰いで今日の好日に感謝する。
それにしても何となく終わりに近づいているような気がしてならない。