老いのひとこと

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片意地を張る偏屈者がいる。


わたしだけかと思ったがどうして立派なお医者さんまでもがそうであった。


渡辺昌先生の著書「糖尿病は薬なしで治せる」に出逢い我が意を得たりの気持ちを募らせる。


先生はがんセンターに勤務される名医で在られたが医者の不養生とやらで糖尿を患って仕舞われた。


此の本はご自身の闘病記でもあり賢明な食事療法と運動療法を駆使して薬に頼らず見事に糖尿病を克服なされた素晴らしい体験記そのものでした。


難しい専門用語は端折って要の大意は読み取らせて戴いた。


先生は西洋医学の粋で在られながらも東洋医学に属する西式健康法等への慧眼の持ち主で懐の深い名医なのです。


そもそも糖尿になる要因は末梢の毛細血管での血液循環が滞っているからだと云う。


即ち毛細動脈と毛細静脈を繋ぐグロミューなるバイパスが傷んで血の巡りが悪い。


此のバイパスに血液がスムーズに流れるように自律神経を整え且つ鍛えなくてはならない。


その為に「ゴキブリ体操」や「金魚運動」が功を奏するのだと教えていただいた。


此れぞまさに「目から鱗」と云えまいか。


薬漬けに成る先に先ずは此の「西式減糖作戦」に挑戦いたさねばなりません。