老いのひとこと

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2018年11月30日



今日は5月22日、もう初夏だと云うのに殊の外肌寒い、長袖に上っ張りを引っ掛けて会場へ急ぐ。


朝一番の日課、ラジオ体操が始まる。


体を惜しまず元気よく首を回して振り向けば藤棚の下に人影が映る。


見れば幼き小児のようで何んと颯人くんではないか。


一瞬全身の血が沸き立ちカッと燃える。


あたかも待ちに待った恋人に再会したような気持ちだ。


近寄り、「久し振りだねコンニチハ」と軽く挨拶した。


体操を終えてからもう一度笑顔を交わし「今年もどうぞよろしく」と鬚を撫で下ろしながら頭を下げたら薄く笑みを返して呉れた。


 


颯人くんがわたしらの前から姿を消したのが昨年の12月一日頃だから半年振りの再会になる。


さあ明日からは新しい年の始まり、しがなき生活に活が入りそうだ。


 


約束通り今朝はキックボードでお出ましです。