糞真面目に終活の意味を込めました。
昨年度の野焼きのテーマ―を骨甕に絞って鋭意取り組んでみたのです。
ところが、どうしたことか大失敗に終わったのです。
まあ、善意に解すれば閻魔さんより“あなたの出番ではありません少し早すぎます”と断られたのでありましょう。
継ぎ目の接合が好い加減であったのみならず縦方向にも大きな亀裂を来たし教室生十二名中此のわたしだけが唯一憂目を見てしまったのでした。
リベンジの意味合いから今年度も必ずや再挑戦いたしますぞ。
やがて何れの御時にか静々と此の自作の甕の中に身を挺して入らねばなりません。
いや、間違いでした身ではありませんでした。
我が骨をばこの中に埋めねばなりません。
いやいや、此れも間違いでした。
木製と竹製の長さの異なる骨箸でどうぞわたしの御足の方から摘み拾って頂いて此の甕の中に納めて貰わねばならないのです。
これぞ見上げた終活ではありませんか。
蓋の把手の部分でわたしは首を長くして待っておりますよ。
中は結構大部屋で広々してますのでどなたでもどうぞご自由にお入りください。
先ずは「リリー」と一緒に入りますのでどうぞよろしくね。