正月早々骨壺なんて縁起でもない、箱型と同じく此の甕型も得心の行く作品とは言い難い。
どうも蓋の部分の厚みが乏しく先日のような激震に触れれば一溜まりもなく転げ落ちるだろう。
チョコッとシャッポを被るような骨壺に納まってもオチオチ眠れやしない、つまり永眠向きとは言い難いのだ。
矢張りぐっすり休むにはそれなりにどっしりした安定感が在る方は好い。
其れで思い付いたのが蓋の取っ手を下向きにして蓋をすれば結構しっくりするではないか。
御臨終の間際になってそれなりに実感が伴い✕✕が切が迫した折に最終的に決断しよう。
＊此の自作の壺のままで良し
＊市販の安物の方が良い
二者択一だ。
何分、雪峰塾での野焼きの分は風格があるが図体が大きすぎるのです。
