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孫娘からじいちゃん使うまっしと戴いたカーナビは今一使い勝手がわるく車中にうずもれる。

折角の宝の持ち腐れを此の際活用し「ふくさとギャラリ―」を設定し今日も能美市福島町タ1を目指しいざ出立だ。

加賀産業道路を走り「軽海」を過ぎた辺りで右折を促す音声ガイドを意識しながらハンドルを握るが一向に聞こえない。

馬鹿げた話だナビは作動を怠り「分校」にまで至る、慌てて8号線に入り無念の敗退しかない。

其れでも少しく気を取り戻し「五間堂」に降りる標識を探し居れば出くわしたではないか。

交差点を左折しひた走りに走れば遂に目的地のギャラリに達したのです。

和風建築で実にシックな佇まい、ギャラリーも又こじんまりとした心やすまる佇まいで骨壺展に相応しい雰囲気を醸し出す。

直々に作家の先生より解説を戴き恐縮いたした次第、ただ惜しむらくは店頭価格には手が届かず丁重にご辞退申したことになる。

 

 

むかし雪峰塾にて野焼きに参加した折に手前の入るべき住処は既に作製済みだ。

処が何分欲張りすぎたので当家のカロウトには収容できない。

従って取り急ぎ創り替えたい、こじんまりとした安住の空間を此の我が手で是非とも創ってみたいのだ。

是非とも今日「ふくさとギャラリ―」で見盗ったエキスを活かさねばならない。