老いのひとこと

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現役の頃からの長い長い掛かり付け医の先生に此の際思い切って問い掛けてみた。


循環器系の専門医なので尚の事右足の痺れについて尋ねてみたかった。


最近とみに右足の甲から外側ふくらはぎに痺れを感じ血流悪くまるで死人の足のように冷たい。


寝る際には必ず靴下着用それでも寝つきは芳しくない。


先生はおもむろに素足の両足を握ったり擦ったりして触診を重ねられ、突然「よし大丈夫」と明言された。


動脈の鼓動もはっきりキャッチした。


むくみや腫れもないし左右の肌の色も変わりなく心配なしと断言された。


恐らくは腰椎から流れる神経系の異常からでしょうから気になるなら整形外科へ行かれたらと奨められた。


実はもう一つ夜中の小用3度のこと就寝前と就寝後を入れれば何と5回と相成る。


先生は笑いながら今更何をおっしゃると云わんばかりに私も同じこと全く心配要らないと一笑に付された。


先生はそのメカニズムを得々と説明為される。


加齢と共に膀胱の容量が小さくなり其処へ以って排尿時に全部出し切らずに残量を残したままだと直ちに満杯を来たせし3回ぐらいは当たり前と云わんばかりに又笑われた。


此れ神から授かった宿命だから甘んじて受けいれた方が賢いと先生は再び笑われました。


わたしは大いに安心いたしました。


全身で活動中の血液は昼間は腎臓に留まることなく全身を隈なく忙しく循環する。


ところが就寝中の血液は行く所なく自ずと腎臓に集まり濾過され尿として排泄されましょう。


此の歳にして漸く勉強させていただきました次第です。