老いのひとこと

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家内のもとへ日本年金機構より「振替加算のお支払いのご案内」という封書が届いた。


これは古文書ではないがまさに古文書同然でチンプンカンプン全然意味が通じない。


学のないものの悲哀です又しても情けなく遣る瀬無い重い思いに浸るのです。


何がなんやら意味が通じないのだが端的に結論を煎じ詰めれば何がしかの振替加算されたお金が頂けることだけは判った。


少なくとも取られるのではなく貰えるのだから喜べばそれでいいではないか。


日本年金機構長妻昭議員の指摘で此の世にクローズアップされたあの名高き機構に違いはない。


わたしの家内にまで手続き処理ミスが及んでいたとは只々驚くばかりです。


文面の中ほどに迷惑を掛けたことをお詫びしますと詫び状が挟まれてはいるが至って形式的に映る。


 


 


そして、暫し間を置いてから厚労大臣名義で家内のもとへ「年金支払通知書」なるものが舞い込んだ。


両面に細かく印字された5枚綴りの書類だが此れとて全く年老いし文盲等しき素人には意味不明、第一主語と述語が読み取れません。


頭のいいはずの官僚なんてこんなものかと呆れるばかりだ。


業を煮やした此のわたくしは家内の代理人として年金事務所へとぼし込んで談判した。


1時間ほど待たされ漸く応じてくれた係官はちょっお待ちくださいと5枚綴りの書類を持って奥の方へ姿を消してから10分ほどして戻られ此の数字の金額がお目当ての振替加算額ですと指差されました。


まあまあ何事であれプラス思考で物事を捉えて行かなければ此の世を渡っていけないことに気付かされた。


乏しき我が家計には思いのほか破格の金額でした。


 


15日の年金支給日に早速通帳をみれば確かに入っていた。


我が家にすれば22年振りのボーナス支給になろう。


何とか正月は迎えられそう。