2017-12-22から1日間の記事一覧

老いの回想記≪132≫

その七 いばらとて 花芽つきしや 高尾台 親として子のために推薦状を依頼し嘆願ししかも懇願しつづけた。 それは無理を承知で敵うはずもない徒事に過ぎなかった。 誰からも一顧だにされなかった。 わたしに為し得ることは日ごと書簡を送り安否を気遣い激励す…