老いのひとこと



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どうも付いていない御難の追い討ちです。足首の不調に入れ歯の不調さらに上歯のある箇所に繊維質のものが詰まる。
此れが意外と厄介もので挟まったものが隣の歯を圧迫してものが噛めない。
とても不快なので歯医者さんに泣き付いた
らお医者さんはその先にやることが在りますよと云って全然痛くもない虫歯治療に取り掛かられたのです。
早速、地獄の苛みに男泣きの様麻酔の針が十数本刺し込まれ、それでも痛いグラインダーがなお奥深く延々と抉り取る。
此れまさに拷問気の弱い情けない男には失神寸前の様、此の顔誰にも見せたくはありません。
痛くもない虫歯治療のために随分痛い目にあったのです。
因果なことです、甘んじて宿命として受け入れざるを得ないのです。
もう一つ更なる災難が待ち受けていた。
又しても石膏で型取りすると云って入れ歯の上から石膏を流し込みしばし押さえ込まれる。
頃合いを見て取り外そうと看護士さんが両手で以って引っこ抜こうと為されるが密着したまま離れようとはしない。
すると結構強引に遣られますれば取れはしたものの一緒に顎諸共生きた歯も入れ歯も外れたかの感がした。
場所柄を弁えずに悲鳴を口走ってしまった。
戦場での軍医さんの処置ならビンタが飛びましょう、日本男児をわすれるな。
憐れな顔をしてはいけません。