老いのひとこと

体操会場へ赴けば見識のない奥方が近寄り此れ受け取ってくださいと小さな包みを手渡す。

仲間と小旅行へ行ったお印ですと「もちもちあんサンド」と「いちごショコラクッキー」を頂いた。

ちっちゃな小品ながらもズシリと重みを感じた。

当町会の彼らとは親しく顏を突き合わせるわけでもなくわたしは常に一線を画した。

にも拘らず隣り町会のよそ者に気を遣ってくれる善意の主には恐れ入り心が温もりました。

 

共に体を動かすもの同士の連帯意識や仲間意識を素直に受け入れ共有することが出来ました。

言うに言われぬ歓びをひしひしと感じた。