老いのひとこと

雑草園顛末記

貧乏屋敷には似付かわしくない金魚鉢がある。

恰も我が家の住人のように二匹の金魚が住をたまわり居る。

メダカのような雑魚がいつの間にか10センチばかりの大魚にまで成長してしまった。

日毎夕刻には餌を宛がうのがわたしの勤めでもある。

先日参れば其の光景を目の当たりにしまさに頭から憤慨し血が昇る。

又しても糞を垂れ上がった、何んとも不埒なる不届き野良猫メがあた糞をし上がった。

当初、我が家に野ウサギ出没かと勘ぐったが鼻持ちならぬ異臭で直ぐに分かった。

見付けたらとっ捕まえて保健所へ連行いたさねばなるまい。

 

或いはヒョイとしてご近所にて愛玩する猫ブームの猫様かも知れないがどうしても許し難い。

何とかならぬものか、余の力及ばず脱帽だ。