2021-10-12 老いのひとこと 代表質問が始まった。 枝野さんと辻元さんが論陣を張った。 野党第一党からの主張すべき論点は余りにも多岐にわたる。 だからどうしても総花的にならざるを得ないがそれでも流石に超一流のプロの弁舌には心地よく聞き惚れた。 説得力を伴った説明とはまったく縁遠い政治家の弁に飼い慣らされたわれら有権者には今日のご両人の力量には少なからず舌を巻いた。 一方、日本丸の舵を執る岸田新総理は聖徳太子のごとく民の声を聞き分ける超能力の持ち主だと自賛なされる。 今日の晴れ舞台にも国民の声をメモした「岸田ノート」を携えて颯爽と登壇された。 国民の声を聞く耳の持ち主である新総理は国民の代表たる野党議員の声を如何様に聞き分けられるものかと大きな期待を持って聞き入った次第だ。 ところがやはり政治倫理問題等については肩透かしを食らってしまった。 ご両人は盛んに暖簾を相手に腕相撲を取っていられるようにさえ映る。 気の毒な気がした。 お馬さんの耳には野党の声はまるで念仏のようで綺麗さっぱり聞き流された。 又しても、むかしと変わらぬ茶番劇を見せつけられ悄気返る。 何よりも赤木雅子さんの総理への直訴は適わず故人の成仏も敵わず仕舞いに終われば誠に義憤に堪えないのです。