老いのひとこと

 

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地方紙一面トップ記事に早々と自公政権安泰の活字が躍る。

 

又しても人を騙し嘘を就き、はぐらかし隠蔽し、そして捏造する自公政権が存続するかと思えばもうやり切れない。

へなへなと力が抜け落ちる。

投票権行使の意欲も失い併せて政治への関心も消え失せもうどうにでなれと捨て鉢的無関心層へと自ら雪崩れ落ちてゆく。

 

何故、社会の公器たる新聞が「社会正義」までをもはぐらかしてしまうのだ。

民主主義を踏みにじられ、政治への信頼が地に堕ち果てた現下に於いてもなお諸々の多くの人たちは其れを見過ごし平然とやり過ごそうと構えている。

 

新聞までもが片棒を担ぎ其の勢力に加担するかの如き振舞い合点し難い。

 

政治への関心を失い掛けた大多数の有権者に向かい健気にも投票を呼び掛け合う14名の雄姿を新聞は何ゆえ第一面で取り扱おうとはしなかったのか。

新聞が持つであろう、より良き社会へ先導する役割を今こそ発揮すべきと只管願うも敢え無くも潰え去ってしまったようだ。

残念だ、実に嘆かわしい。

 

図らずも願掛けが叶ったように翌朝には「若者の声届けなきゃ」と金大生が奮起した記事がお目見えしたではないか。