老いのひとこと

富樫政親の遺恨が宿る古城、高尾城址の見晴らし台公園へ登って来た。

300段の階段を昇り詰め1100本のソメイヨシノの美観を此の目に収めて来た。

此れが最後、今年が最後だと肝に銘じつつ今年も登って来た。

昨年は膝の不調を来たし断念した家内も見事に復調し共に登れる喜びを共有して来た。

北陸には珍しい快晴の日に百万石の城下を見下ろす見晴らし台に立って気分を晴らして来た。

人影まばらで全山を独り占めできたがやはり今年もカモシカ出逢うことは敵わなかったのは心残りだ。