実にお粗末なお話だ。
笑い話にもならない頓馬な話しだ。
年金受給者が「確定申告」の還付金をお目当てにしゃしゃり出てしまった。
ところがその操作足るや何んとも複雑で手に負えっこない。
おまけに、ICカードリーダライタなる読み取り機を量販店にて購入しなくては一歩たりとも前へは進まないことが分かった。
煩雑な手続きと操作に嫌気がさしたので
昨日の段階で断念を決意してしまった。
それで、今日は直接市役所本庁へ赴き専門とする担当官に全てをお任せしたのでした。
自分で為せば半日掛かりの書類の整理を快刀乱麻の手さばきでみるみる処理して行く。
10分も掛からぬうちに担当官の口から重々しく・・・・円の追徴と相成ったことを小声で告げられた。
申し訳なさそうにも覗えたが判明した以上私はこの事実を等閑に付すわけには参らぬことを伏し目がちに弱弱しく申されたのでした。
またしても、「飛んで火に入る夏の虫」を自作自演してしまった。
あわよくば過徴分の返金に淡い期待を寄せたが、これこそが「取らぬ狸の皮算用」
でありました。
しがない年金受給者から獲れるだけ剥ぎ取りながらまだまだ足りぬと追徴金で追い立てる。
納税の義務のことはよく知っちょるが公平さが担保されないと堪ったものじゃない。
一公民としての面目は果たしたと云うものの其処には清涼感の欠片もなかった。
器のちっぽけな間抜けなヤツでつくづくおのれが嫌になりました。
あーあ いやんなっちゃった
あーあ おどろいた