老いぼれの独り言

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 先日の役員会にて町内の育成委員と地区委員のお方から新一年生として入学されるお子さん方の名前をぜひ知りたいとの要請を受けた。
 自分たちは一度小学校にお伺いを立てたが引き合ってくれなかった。
何か知る手立てはないものかと此のわたしに問い質されたのです。
 思案の末、門前払いを覚悟の上で再度お伺いを立ててみることにした。
当方より先手を取る戦法に代えて見ることでその効果をさぐることにした。
今年度の当町会役員名簿を敢えて先に提示いたす形で教頭先生の出方に淡い期待を寄せてみたのです。
交通サポート隊等々で全面的に学校への協力は惜しむはずがない。
この際、地域の子らの成長の為学校と地域住民が協力し一体化するには何よりも相互理解と情報交換の大切さを暗に訴えたかった。
町内会人事の全てをあからさまに開示して学校への全面的協力を約束致しますので
、その代わりに当町内の子ども会行事がスムーズに盛り上がるよう、せめて新入生の名前だけでも知らせてほしいと改めて懇願した。
 しかし、駄目でした。
 教頭職は紛れもなく管理職の一員なれば頑なに遵法精神を楯に御身をガード為される。
 勿論、その防禦の対象は子どもたち
親御さんたちの情報漏洩でありましょう。
 その事は、厭と云うほどよく判る。
 しかし、個人情報の開示を悪意で以って強要しているのではない。
 当該町会に居住する新入学生の有無、居るのか零名なのか。
 居るとすれば何名でしょうか、人数だけでも教えていただきたいと請願したが返事は一つだけであった。
 厳重なるボデーガードで防衛される当該学校のお子さん親御さんは間違いなく安泰の身でいられる。
 
これは、裏返しにしてみれば此の町会は
町民の人的構成の掌握すら疎かにしている赤恥を曝した何物でもない。
 次年度には家族人員調査の再開を促がすように引き継ぎに際し申し送りいたさねばならない。
 それがわたしの最後の務めでしょう。