老いのひとこと

イメージ 1
愛犬りりが眠る高安軒の梵鐘ー無断掲載



事も有ろうにおおつごもりの日にマイメールにトラブルが発生する。


IDとパスワードを入力するがどうした事かロゲインが素直ではない。


むずかってなかなかいう事を聞いてくれない。


あれこれ操作するうちに漸くつながり開いてくれたが孫との交信歴のある2013年7月分しか開いてはくれない。


つい今しがた迄やり取りした分が消失した儘で現れてはくれない。


孫に助け舟を頼めば、IT音痴のわたしはいつの間にか2種類のIDを使い分けていることに気付かされた。


それぞれ異なるパスワードを用いていたことになる。


もう一つのパスワードを探すのだが我が愛犬リリーの好物を尋ねる質問でつまずいて前へは進もうとはしてくれないのです。


牛乳、ミルク、パン、ビスケット、煮干し等々全てがみな刎ね付けられてしまう。


わたしの記憶は完璧に吹き飛んでしまっている。


深い落胆に想い沈み諦めかけた其の矢先、孫はわたしのメモ用紙から赤鉛筆で記した不可解な記号を見付けてこれは何だと激しくいう。


何の事はない、それが二つ目のわたしのパスワードだったのです。


わたしの頭脳が最早尋常ではないことに今更のように愕然として気付いたのです。


石黒クリニックの脳ドッグへ急がねば、いや待てよ正月休み明けを待たねばなりません。


迫りくる切迫感に苛まれる押し迫る大晦日の一日でした。