老いのひとこと

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其処らに自生する我楽多を寄せ集めて正月用門松寄せ植え鉢を造ってみた。


出鱈目流から派生した滅茶苦茶流家元の自信作になろう。


要は他人様からどう言われようがお構いなし、おのれが好しと愛でればそれで良し。


だいいち音なふもの無き詫び住まい、されどせめて正月ぐらい心なしか飾り立ててみたかろう。


主木「難轉」の脇に「萬両」を配し目立たぬように「皐月」と「菊」を置きあとは「たまりゅう」と「くさの王」でうずめ「やまごけ」を被せた。


最後に門松の代わりに「竹飾り」をほどこした。


惜しみらくは全く彩りがない、この上なく殺風景で愛想無ない限りだ。


 


その内、歳古ればいずれ花咲き実も生ろう。


それでよし。