老いのひとこと

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齢甲斐もなく威勢のいいことをぬかしやがるわたしではあるが昨日の事予期せぬアクシデントに見舞われてしまった。
此れまさに天罰、ザマ―見ろと言われても仕方がない。
突然、右脚に電気が走り身動きが取れない状態に陥った。
偏屈者は椅子に掛けるより椅子の上に正座をして仕事をするのを慣わしにする。
腰を擁護するにはその方が楽なのです。
暖房不備のなか厚着をして腰には毛布を巻き付けてのある種の行に他ならない。
痺れは来るが平気でPCをいじり物を読み書きもする。
処がどうしても辛抱し切れずに座を離れ立てってみれば此のザマだ、片足が突っ立ったまま激痛が走る。
それでも外を歩いて紛らわそうと準備はしたものの痛くて痛くて動きが取れない。
しまった、持病の再来と気が動転したが幸い動悸や息苦しさはない。
早いうちにストレッチしかなかろうと無心で脚部を屈伸する。
突っ張る神経を騙し賺ししながらおもむろに我が身をしごき続けた。
無我夢中で真剣に取り込んだ。
週末の気の緩みこそが最大の油断となり見事なる大敵と化したのです。
そういえば荒天を口実にラジオ体操をサボり続けた。
ふれあいでの走禅片足立禅の行もご無沙汰してしまった。
なまった老軀には覿面に急性エコノーミー症候群が襲った。
油断大敵をモットーに未だに痛い脚を摩り乍らも引き摺りながらも我が道を行くしかない。