毎日せっせと取るに足らないことを綴りブログという公器に託して世に垂れ流す。
老害という公害だとよくよく揶揄される。
世の移り変わりを下らん手法で捉えては書き続けかれこれもう十年近くになる。
其の間いろんな人物から、お前さんそんなことを書いて幾ら読み人が居なくても子や孫の身上に影響を及ぼしませんかと云われたりする。
そりゃヤバかろうと耳打ちしてくれる人もいる。
此の情報が筒抜けの時代にやはり配慮が足りぬではないかとご忠告を頂戴するのです。
自由闊達におのれの意中を吐き出すことが咎められる窮屈な世になったのです。
お客が数人きりの不人気な店主にも何となく不穏な空気を察知してしまう。
壁に耳あり障子に目ありの例えのように周囲に呪縛されるような世の中は尋常じゃない。
息苦しくて堪ったものではない。
昨日は終日野党の先生方が挙って行政監視のお仕事に汗を掻かれるようすをテレビで見させていただいた。
任命拒否に対し主客の答弁者は終始同じ文言を幾度となしに只ひたすら繰り返される。馬鹿々々しくて只々業を煮やすばかりである。
「無理が通れば道理が引っ込む」と
云うではないか。
つくづく呆れ果て嫌になりました。