バイク屋さんに修理の目途が何時立つのか連絡すればご主人は突拍子もなく「エンジンちゃんと掛かりましたよ」という。
「お前さん少々ボケているんじゃないですか」とまでは口にされませんでしたが呆れ顔されている様子が手に取るように伝わる。
早速お店へ参れば此の中国製のバッテリは不良品なんだけど一応充電したので使ってみますかとはっきり言われる。
「キックは脚力がものを云いますよ」とずけずけとものを言われる。
如何にもあなたはお歳を召されて「もうソロソロじゃ御座いませんか」と言わんばかりにあっけらかんとおっしゃる。
本多町までの出張代金と充電料合わせて3500円請求された。
あと暫し此のバイクに乗って野良仕事に参らねばなるまい。
お蔭で助かりましたとバイク屋さんの御主人にお愛想笑いしてお礼を告げた。