老いのひとこと

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町会の一角にコスモ石油のガソリンスタンドがある。


もっぱら原付バイクは利用させて貰ってはいるが乗用車の方は偶に気が向けば使う程度にしかない。


此のスタンドの加賀産業道路を挟んだ丁度筋向かいにコンビニが在ったのだが止む無く閉店に追い遣られ暫し廃墟と化していた。


ところが漸くこの秋口ころから何かしら工事が始まったと思いきや何台もの大型重機が入り地中奥深くまで掘り起し素人目にも其処が新たなるガソリンスタンドであることが分かってきた。


二車線の道路を挟んだ至近距離にスタンドが競合する。


コスモ石油店のマスターとは早朝よく挨拶を交わす。或る朝それとなく尋ねてみれば福井の業界資本が何の断わりもなく恰も殴り込み同然に乱入したのだと嘆かれた。


当然ながらマーケテイングリサーチを為したが上での判断だろうが如何にもシビアな実体経済の実像をこんな身近なところで見せ付けられるとは驚きだ。


どちらかが淘汰されるのかそれとも逆に競合し合う相乗効果で双方ともに繁盛いたすものか商売の神様と云えども判らぬ事でしょう。


 


 


顧客争奪戦には興味がない、そんなもの見たくもない。