老いのひとこと

f:id:takaotm1101101:20191231065649j:plain

f:id:takaotm1101101:20191231065757j:plain

暮れも押し迫る29日は放射冷却現象で霜が降り厳しい早朝を迎えたが日中は温かい日差しを頂いて有り難かった。

館内は閉鎖中でも外回りは自由に解放されていよう。

陽だまりの軒下をリハビリを兼ね慎重に走る。

素足には太陽エネルギーの偉大さが直に伝わり大自然との一体感を存分に味わう。

真冬の快晴しかも風を感じないまさに無風状態、外套を脱ぎマフラーも帽子も手袋も外しセーターも長袖シャツも脱ぎ捨てて今日も半そで下着のまま体を動かし一時を過ごす。

誰もいない、桜の花芽も固い所為か野鳥の囀りもない静寂の真っ只中に意外な生き物を見付けた。

わたくし同様小さな素足で地べたを這う蜘蛛の子らしき生き物が陽気に誘われ気ままに行き来しているではないか。

もう一匹如何にも蛾らしき大形蛾が仰向けになって大往生をとげ堂々と横たわる。

われあやからん。

 

そんな大自然の一断面の中に風采上がらぬ髭づらが一匹溶け込む。

眠くなるような陽気です。