老いのひとこと

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日ごとお世話になるふれあい体育館で昨日まで目にしなかった張り紙がある。


見ればカメムシ異常発生故ドアの開閉厳禁とある。


果たして異常気象と関係は在るのだろうか。


でもカメムシなんて何処にでもいる、時折フロアーを這ってるのを見掛けるが箒と塵取りで処理しゴミ箱ではなく外の側溝に捨てたりする。


確かに昨日の日中はぽかぽか陽気でカメムシ君たちも大いに浮かれて集結したのでありましょう。


わたしの後にはママさんバレーフォークダンスに興ずる大勢の奥方たちが使われるが恐らくは何方かが踏みつけて素敵な香りにびっくり仰天し管理人室に泣き付かれたに違いない。


緊急張り紙の所以は凡そ見当が付きました。


帰り際にどれどれカメムシ君たちのたむろする様子を拝見しようと裏手に回ったが何のことはない何処にもただの一匹たりともいない。


既に散会宣言が出て皆の衆は挙って冬支度に各々冬眠のねぐらに身を潜めてしまったのでしょう。


わたしの目の届く場所に身を置くほど彼らとて愚かではない。


きっと外壁の裏面にでも身を潜めたに違いない。


今朝の空模様は昨日の陽気とは打って変わり冷え込みが厳しかった。


カメムシ君は愛称屁糞ちゃん、そう云えば


可憐な植物に屁糞蔓君がいました。


決して憎まれっ子ではないはずなのにどうしたことか世に憚るのです。