老いのひとこと

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北陸には珍しく25日の日は絶好の冬の青空が喨喨と鳴り響いた。

陽だまりで一時日光浴をむさぼったほどだった。

 

此処のところ十日間ばかり屋内フロアを用いずに軒下の空間を確保し其処を使わせてもらっている。

寒いに決まっているが痩せ我慢の時来れば男たるもの我を張ることも必要でしょう。

素足にコンクリート製タイルはさすが堪えるが氷上でない限り石にはそれなりの温もりが在るものだ。

半時弱ばかり走禅に興じ、階段状の土留めを兼ねた花壇を利用し登禅と鼓禅をこなし、加えて壁面に手を翳して片足立禅と反禅にて終える。

此れ吾れ考案の修行禅と申す、誰に気兼ねなく額谷の大自然と天に御座しゃる閻魔さんの前で独り黙然と対話する。

次いで素振り五十本に法定の形を独演する。

25日のクリスマスの日は諸肌となり半そでシャツ一枚で演武した。

真冬の日差しが燦燦と注ぎとても気持ちがよかった。

 

次の日も次の日も氷雨降る寒い日でした。