老いのひとこと

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新米百姓の悲哀です。


見倣い新入社員でもこんなへまはしまいぞ。


梅雨前線の停滞で全国的な異常気象に見舞われた。


まるまる二昼夜にわたり我が菜園へは足止めを食らった。


気にはしたがやはり案の定大失策を仕出かしていた。


程よく真っ赤に熟れた「桃太郎」は長雨に曝され爛熟し終には糜爛し果ててしまったではないか。


何とも哀れなる情けない姿に変わり果てたものだ。


甘い果汁が雨水と共に流れ去りもぬけの殻と化した。


それでも後生大事に抜け殻を採取し家へ持ち帰り手厚く弔ったのです。


捥ぎ立てのトマト同然に未だに残るトマトの風味を家内共々美味しく賞味し合った。


 


此の際、大きな人的物的被害をもたらした


大自然の脅威には正直慄いた。


とは云え、彼の方々に比してものを云うは余りにも烏滸がまし過ぎはしまいか。