老いのひとこと

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いつもお世話になる鶴寿園へ顔を出す。


開門前だったので暫し玄関先で待機した。


その時、野鳥が飛来するのに気付く。


すぐ目の前の木立ちに消えた。


木立ちと云っても建物に隣接する小灌木の藪の中である。


待てよ、ひょっとしたらとそっと忍び寄れば案の定手の届きそうな箇所で営巣中ではないか。


尾が長いのでオナガかと思ったがカラフルな色がないので恐らくはヒヨドリかもしれない、きっとそうに違いなかろう。


囀りも美しいしとてもスマートで動きが敏捷だ。


番いで2羽のヒナへ給餌の真っ最中なのです。


巣立ち間近いヒナたちの食欲はとても旺盛に覗える。


何んと驚くなかれ巣作りにスカーフを再利用する小枝枯れ枝のほかに繊維類も見える。


人間の生活圏の中に野鳥たちは安住の地を見い出しまるで人間と共生しているかのようだ。


職員の方も全然気付かなかったらしい、びっくりですねと微笑んでいられる。


路線バスの発着駅の真横です。


遠慮がちにエンジンを吹かしながらバスが出て行くのです。


 


親鳥たちに気兼ねしてヒナ鳥たちを的確に撮影できなかったのは残念。


二三日後にアングルよく巣を捉えたがその時は既にもぬけの殻でした。