老いのひとこと

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雑草園での珍騒動です。


麻中(まちゅう)蓬草 (ほうそう) (なお)さずして (ちょく)なり」と云う言葉を聞いたことがある


曲がりくねったヨモギも麻の中に混じれば真っ直ぐに伸びて育つという。


何事も環境次第ということになる。


イカ畑に雑草が蔓延( はびこ)ってしまった


何分肥料が好く効いているので雑草たちは我が物顔でよくぞ繁茂したものだ。


名前は知らないがイネ科の雑草たちは有に子供の背丈は在りましょう。


中には野生種の( あわ)のような植物がすくすく育っている


すると不思議なものですね、本来なら地べたを這うように( つる)を伸ばすスイカは粟に負けじとどんどん背伸びし始めたではないか。


 


見るに見かねて除草作業に当たるが地中深くに根を張る雑草の生命力には勝てません。


鍬で薙ぎ倒せばスイカの生命線を断ち切らんとも限らない。


一億総活躍に準じてわたしも試みるが、口では言うは易しいが行うは難しと云うしかない。


誰のために何のためにどうしてわたしが、まあまあ愚痴らず腹を立てずに他人様を妬まずにいきましょう。


「情けは人のためならず」、此の仏さまの深い有り難いお言葉を吟味する好い機会を授けて下されたと大いに感謝いたさねばなりません。


併せて、日野原先生の物凄い生き様、困っている人の為に全霊を尽くすお姿は仏様と何ら変わりはない。


愚痴ることしか知らないわたしは何と情けない人間だろうか。