沖縄の旅«6»

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沖縄旅日記  二〇〇七年十二月十二日~十四日
 
⑥二日目は琉球村からのスタート、生憎の雨。
亜熱帯特有のスコールのような降りとは似ても似つかない、ありきたりの雨足でいささか滅入り勝ち。
愛知の明治村、金沢の湯涌にある江戸村と同趣旨のもの。
規模は差ほどでもない。
 猛蛇ハブの繁殖防止策に天敵マングー
が放牧されたが彼らはハブ以上の美味しい
獲物がいたので、この対策は失敗に終わり
逆にマングースが異常に繁殖してしまった
のだという。
ハブとマングースの決死の対決を記録した貴重なフイルムが上映された。
実物を拝見致すわけにはいかないが武闘家による真剣勝負以上の迫力がそこにはあったのでした。
私は計らずも、かつての武士が命を賭して対峙し一瞬の刹那に勝負がついた壮絶なる相討ちの技を髣髴させた。
次いで、恩納村にある万座毛を見学する。ガイドさんに依れば、とある琉球王が「万人を座するに足る毛なり」といったのだという。
毛とは琉球の言葉で原っぱを意味するらしい。
そういえば辺り一面が天然の芝のような植物で覆われてている。付近には石灰岩の大地に自生する特異な植物群が県指定の天然記念物に指定されているのだという。
でも、どうしたことかどうしても興が沸かなかった。