老いのひとこと

イメージ 1



県の公安委員会の指示で高齢者講習会を受講してきた。


一応のところは受講終了証明書の交付を受けたので


やれやれ一安心ほっと胸を撫で下ろすのです。


認知機能を調べる予備検査も78点のAランクで合格はしたものの心配の種は記憶力だった。


16種のイラスト絵を見せ付けられ暫し間を置いてそれを思い出せと言うのだ。


いや、此れには参りました。


まったく恥ずかしい、駄目だのだ。


以前、お猿さんが画面に一瞬映し出されたアルファベットを悉く記憶する神業を披露していたのだがわたしはお猿さんに合わす顔はない。


お猿さんの足元にも寄り付けない。


明らかにお猿さんより雲泥の差、極端に劣ることを今更のように知らされたのでした。


 


そもそも、運転技術や能力と物覚えとは何の関係があるというのだ。


また、ゲームセンターもどきにハンドルを握りブレーキ、アクセル操作を試すのもただ単に不安と恐怖心への対応力を磨くだけで運転技術や能力とは別次元のように思えた。


それよりも3時間も検査時間があるのなら鑑識眼確かな複数の検査官が同乗し30分ほど路上走行を為して適正か否かを判定した方が余程高齢者ドライバー対策に資するものと確信したい。


視力は眼科医と提携し今流行りのマイナンバーに組み入れればどうか。


とは言え、決して他人事には非ずして高齢者社会に適応しスムーズに乗り切るためには細心の注意と自覚、適正な交通マナー遵守を各自おのれに厳しく課すしかないと思う。


自主返納をおのれに課すのはもう少し後回しにして今暫しドライバー気分を謳歌させて頂きたく存じます。