老いのひとこと

イメージ 1



取るに足らないモノ此の世に在って左程の値打ちも持たない見捨てられそうなモノ例えば廃材の様な木屑の固まりとか路傍に自生する名もなき野草のようなモノを活かし役立てる何か良い手立てないものだろうか。


いや、と云うよりもそのようなか細き存在であれそれらがそれなりに持ち合わす潜在的な美しさを有効に活用し延いてはわたしの至らぬ作品に付加価値を加味できぬものだろうか。


至って虫のいい発想なのかも知れない。


何の変哲もない在り来たりの一輪挿しでしかないのだが其処に道端に咲くイヌタデの一茎エノコログサの一房の魔力で瞬時にして双方共々生き返り蘇えりはしないものだろうか。


偶々、庭先に咲くツユクサの一輪を活けて見た。