連休が明ければバーバーポールが点灯している。
何時ものコースを辿ればお店の前に先日一度お逢いした先代のマスターと思しき人物がわたしを出迎えるように立っている。
又しても聞き間違えないように耳をそば立てれば「御達者で何よりです」とねぎらいの言葉を頂戴しかたじけなく恐縮する。
さらに齢を聞いてくるので昭和10だと申せば私は17年・・・お若いですなあ」と世辞を忘れない。
さすが商売柄からして実に愛想が好い。
気持ちが好い。
転ばぬように気を付けまっしと励ましてもらった。
商号を「84」と掲げられるのはアメリカの国道と何か関係があるのかと尋ねれば何のことはないお名前が「はし」さんでした。
スズメのお宿にはわたしの到来を待ちわびる数羽が飛び交いながら囀り合っている。
何時ものように食餌の玄米を少々ばら撒いてやった。