無断掲載
土曜日は陶芸の日である。
さて何を作るかを其の当日になって作業場に入ってから案出する芸当はわたしには出来ない。
そのような鋭いひらめきに似た発想力をわたしは持ち合わせない。
だからあれやこれや考えあぐねる内に今回は縄文人の発想を参考にしてみようと市の埋蔵文化センターまで赴いた。
一万年むかしの縄文人たちの作陶技量のみならず卓越した美的センスに舌を巻く。
今に生きる者として実に情けない、先人に対し申し訳なく存ずるところ大なり。
美を追求する執念とか最後の詰めが何としても甘い。
おのれ自身に対し見切りを付けて余りにも投げやり的過ぎはしまいか。
恥かしいです。