老いのひとこと

イメージ 1



こんな愚かしいことを開陳したとて何の意味もない事は百も承知する。


此の愚か者の歩んだ危なかしい足跡を今敢えて記録に留める事にした。


依って、残されし我が人生への生々しき教訓として活かさねばならない。


振り返っただけで背筋が凍りつく。


水曜日、陶芸教室を終えて帰宅しバックギアで車庫に停めた。


車を停めた後このわたしは理解し難き行動に出てしまっていた。


本来ならギアをパーキングに入れエンジンを切るべきところを何をどう勘違いしたのか全く無意識的にギアをニュートラルにしエンジンを切ることなく下車したのだ。


直ぐに気付き、ドアを開けエンジンを切るや否や極めてゆっくりだが車体がじわじわと前へ動き出すではないか。


すわ一大事と制止を試みるが人力では敵うはずなく


車体重量の惰性に任せるまま車道に乗り出し川渕のガードレールに当たる寸前に辛うじて静止して呉れたのです。


咄嗟の機転でハンドルを激しく左へ回せば車庫の縁に車体を擦って止まったであろう。


でも、非力なわたしは引き摺られるまま道幅一杯に横たわったのだ。


事無きを得たのは事実だが若しやその折に車が疾走してそのスピード如何では一大惨事に諸に直結していたことになる。


 


事も在ろうに、正月に突発した孫のアクシデントのその現場で再度大きなミスを仕出かしたことになる。


それにしても、白山さんの家内安全の御札の効あって助かった。


 


おのれ自身は今まで通りシャキットいたす積もりであっても信じ難き不可解なおのれがもう一人此処に居るのです。


恐るべきことではないか。


如何いたすべきか。


歳は取りたくないが取ってしまった歳だからどうしようもない。


隠忍自重、自重自戒あるのみ也。