老いのひとこと

静岡豪雨を受けて此処北陸にもそれ相応の雨がもたらされた。

前日には其れを見越して大きいのを捥いで置いたはずだったのに拘わらず一夜明けようやく小止みとなるのを見定めて参れば案の定辺り一面が水浸し風も舞ったらしく枝豆は薙ぎ倒されピーマンは倒壊寸前のザマ、そして何故かしらキューリが狂ったかのように化け物にへんげしている。

三本の株には化け物たちがうす気味悪くぶら下がる。

始末に負えない、此ればかりは糠床には不向きだ第一入らない。

お隣にしようかお向かいさんにしようかと家内は思案投げ首している。