老いのひとこと

薬局で処方される七種類の薬で生かされている、憐れと云うより滑稽だ。

内科医からは血圧を下げる薬1種類・血糖値を下げる薬2種類・尿意を抑える薬1種類・腰痛を抑える薬2種類を35日分宛がわれる。

神経科医からは血液サラサラ剤を60日分戴く。

朝晩不本意ながら呑まざるを得ない、反逆的を頓服を拒む勇気や知恵は持ち合わせない小心者だ。

だからクスリがダブつくはずがない筈だ。

先日のこと異様に膨らむクスリ袋に不信を抱き精査を試みてみた。

驚くべき結果にたじろむ始末だ。

余剰分が20日分が一つ、余剰分40日分が二つ、55日分が二種、70日分が一種に驚く勿れ余剰分が100日分に及ぶお薬が一つ判明いたした次第。

恐れ入りました「クスリ漬け医療」の此の恐るべき実態に恐れおののく。

其の事に気付かない頓馬なお人好しには呆れ果てるがデーター管理をコンピューター処理する医療機関・医療システムの余りにも横柄にして血も涙の無いずさんさには腹の底から煮えくり立つ立腹する。

しがなき年金受給者に多額な薬代を召し上げ医療機関取り分け薬屋が潤うとはそもそも医療行政の仕組みが狂っているとしか言いようがない。