老いのひとこと

秋が喨喨と空に鳴り響いている

魂がいななき

清浄の水がこころに流れ

こころが眼を開け童子となりました

光太郎の「秋の祈」にぴったりの好日である

 

 

今日はわらべとなり公園の芝の上でしばし遊ぶ

やさしくふんわりした感触はまるで天上の雲の上

 

 

いきなり刺刺しい石畳みの上に素足で乗り移りあたかも賽の河原を渡りゆく、石踏み修行も楽しからんや童子のように

 

バーバーsショップ84の先代マスターと談笑、津幡川の柳の木の下の泥鰌ならぬ鰻の珍談を今日も聞き笑いを改める

 

 

馬替中橋のたもとの保育園、金網越しに園児という名の童子たちと本日もいつものように哄笑し合う

 

 

腹の底からげらげら笑い合う、こころ行くまで本気で大声で笑い合う、こころ打ち解け旧知の仲のように笑いこける

 

 

有り難いことだ笑いを忘れた年寄りには童神のように有り難き存在だ

 

 

道行かばご近所のモリさんに出逢う、植物談議に花が咲く、かねてより知りたかった「シロシキブ」の名前を教わった

 

 

路傍より「ゲンノショウコ」の赤花を見付けて貰った

一輪差しに飾ってみたらなかなかイケるではないか

今日は本当によか秋の日であった