老いのひとこと

花の命は短くて
もう散り果てました
 
でも
次の世代を引き継いだ
若葉が萌えはじめました
 
がんばり屋さんが
一輪
生きようとがんばってる
 
 
散るさくら
   残るさくらも
       散るさくら
 
この句を詠んだ雲井龍雄は奇しくも大河ドラマの人吉田松陰と共に幕末の激動の時代に生きた。
新しい時代の潮流の仕掛け人松陰に対し龍雄は時代の潮流に逆らった生粋の勤王の志士であった。
立場こそ正反対の此の両人、共に小伝馬町牢屋敷にて斬首刑に処せられ、また小塚原回向院に同じく葬られているのだという。
昨日、「花燃ゆ」の主人公寅次郎は華と散り果てました。
 
親思ふ
  こころに勝る
親心
 けふのおとずれ
    なんときくらむ
 
身はたとひ
   武蔵の野辺に
       朽ちぬとも
          留め置かまし
              大和魂

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5