老いのひとこと




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統一選挙の日はまたとない絶好のお花見日和でした。


ほんのちょっと見上げるように高尾の嶺に目をやれば今年もサクラ色した花の雲が薄っすらと浮き立っているではないか。


家内は見に行かないかと云うので散歩がてら登ることにした。


標高190Mの高尾城址見晴らし台まで階段状に整備された登山道を何とか上り切った。


ふもとの教育センターの海抜が105Mというから高が知れる、年寄りにも恰好の場所には違いはない。


急な斜面には手摺りはもとよりロープまで敷設されていた。


随所には孟宗竹で拵えられた休憩用のベンチが目に付いたが休むいとまもなく一気に上り詰めました。


三々五々、家族連れの人たちと行き交いながら気持ちの良い挨拶を交わし合ったのです。


ただ、例年に比べれば花数がややさみしい気がした。


恐らくは、ウソの大群が花芽を啄ばんでしまったのでしょう。


現場を見てはいないがそうとしか思えなかった。


カモシカとの再会を期して隈なくあちらこちらに目をやったのだが今年は適いませんでした。


薄っすらと汗ばんだ肌に乾いた春風がとてつもなく心地よかった。