老いのひとこと

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先日の県武での一連の出来事がトラウマとなって最早再起不能と相成ってしまった。


まさに白旗を掲げた敗北宣言に等しい


情けなく不甲斐ない我が身にげんなりげっそりするばかりだ。


跪坐の姿勢から両足踏ん張って立ち上がろうとしても如何せん動きが取れない。


多くの公衆の面前で脂汗を流す醜態を曝したくはないのです。


我が人生指針に逆らってまでして小さき功名心を手に入れたくはないという事なのです。


幾ら齢を取っても貪欲さを棄て切れずに物欲しげに立ち振る舞う様はわが信念に反する行為なのだ。


直ぐ其処に見える頂きだが登攀を断念し下山やむなしと決断いたしたのです。


本日の級審査は病欠を理由に辞退することを決意しました。


 


しかし、弓への棄て難き未練は確かに残る。


弓が宿す棄て難き魅力は決して忘れはしない。


淡々とした平常心を取り戻した折には、そのような又の日には是非的前に立って目を瞑って射てみたい。


「一射絶命」とは一体何なんだろう。


 


きんきんさんが逝ってしまったことも少なからず此の間の判断に影響を及ぼしたような気がしてならないのです。


哀悼の意を表しご冥福をお祈りします。