老いのひとこと


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タイヤの交換は先月中に終えるべきところ何かと理由づけて日延べするうちにとうとうサクラが咲いてしまった。


 もうそろそろGSに持ち込まねばと思いつつも体力と気力が続く限りにはセルフサービスで耐え抜こうと今回も挑戦した。


 ところがどうした事か脚力の衰えでナットを廻そうとホイルレンチを踏み付けるが足に負えないのです。


止むを得ず、木槌でトントン叩きつけるのです。


 当然、締め付けにも此の木槌の威力に頼らざるを得ないのです。


 また、ボルトにホイルの四穴をすぽんと宛がうのがこれまた大変な作業になってしまった。


 まるで跪坐の姿勢のように地べたに両膝を付けて踏ん張るわけだ。


 とにかく、立ったり座ったり蹲踞も致さねばならず願ってもない全身運動なのです。


 腰を労わりながらも細心の注意を払いつつ一時間三十分余の対価なき労働でありました。


それでも十分に成就感を達成できた。


 


 ほぼ仕事が一段落ついた頃にご近所の有志のお方がクロスレンチを持って駆け付けてくださった。


 有り難く衷心より頭が下がる思いがした。