老いのひとこと

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常識がないと云おうか認識不足も甚だしい。


愚かしくも恥ずかしい。


あの有名な名句「花のいのちは短くて…」を想い描くまでもなく此の朝顔の花も短く儚い命の代名詞のような存在でした。


 


琉球朝顔の花は咲いたが夕方には萎み次の朝には一向に咲いては呉れないと嘆き節を吐けば紙飛行機同好会の皆さんから笑われてしまった。


そうなんですよ、何処のリュウキュウさんも例外なく皆がみなそうなんですよと教わったのです。


決してわたしの栽培ミスや管理ミスではないことを聞いてやれやれと安堵した。


次の日には新たな三輪が咲いてくれた。


その翌日には四輪もついたではないか。


殺風景な我が家に素敵な彩りを添えて呉れたことになる。