老いのひとこと

イメージ 1




粘土をいじり始めてもう二か年が経った。


その間に手掛けた品が凡そ二十数点ほゞ一か月に一点の割になる。


大阪の息子たちへ陶板表札など無理やり押し付けたりもしたがその殆んどが玄関先の我がギャラリーに所狭しと並び居るのです。


そりゃ駄作に違いなかろうがわたしにすれば掛け買いの無い分身に他ならない。


だとすれば縄文土器に肖って一万年先の来世まで地中奥深くに埋葬致したきは山々なれど下手すれば廃棄物処理法違反で重いお咎めを被りましょう。


むかしの貝塚があればよいのだが精々が田上の不燃物処理場しか考えられず、これでは余りにも不憫ではないか。


本当は夜陰に紛れて近くを流れる高橋川にて水葬と致し流れ流れて日本海に辿り着き、やがては漁礁にでもなって呉れれば本望だと思ったりもするが此れとてやはり不法投棄罪で3年以下の懲役を覚悟いたさねばなりません。


無い知恵を絞って


  1. 子や孫に呼び掛けて持ち帰りをそそのかす。
  2. フリーマーケットへ持ち込んでみる。
  3. サイレントスタンデイング決行時に一緒に並べる。
  4. 寄付・寄贈を呼び掛ける。
  5. ハンマーで叩き割り新聞紙に包み埋立の日・不燃物の日にだす。
  6. 骨壺は墓地へ葬る、一部は副葬品としてそこに並べる。
    骨壺はまさに正解でした。