老いのひとこと

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新聞を開けば「注目の争点」-明日へ参院選―を特集する。


選挙の争点をくっきりと対比させて有権者の判断に資する。


改憲」「原発」「安保法」「アベノミクス」などの諸課題にどのように対応するか各候補者に質しているのです。


読者にすれば此の編集の意図や主旨を理解し大いに受け入れましょう。


ただ、わたしが思うには自民現職の岡田候補にすればこれは願ってもない好企画まさに渡りに船として飛び乗ったでしょう。


政策通のベテラン議員の岡田さんにとっては日頃の持論をいとも容易く展開できましょう。


ところが片や新人の柴田候補にしたらこれは恐らく二の足を踏んだ事であろう。


なぜ躊躇し拒否の意思表示が出来なかったのか。


ああ悲しいかな此の柴田さんにすれば自分の見解を開陳する立場にはないではないか。


政治家を志す以上はそれは山より高く海より深い募る思いは多々あったであろうが所詮彼女は野党共闘の無所属候補の制約のもと四野党の最大公約数を案分し答えを出さねばならなかった。


高等数学に等しい難問に彼女は誰にも頼らず言葉を選んで回答した。


その結果が紙上での大きな空白の余白を呼び込んでしまった。


此れは致命的失点になりはしないだろうか。


選挙参謀たるブレーンが居てただ座視しただけなのか。


直ちにカバーなりサポートしなくてはならない。


 


此の事が少々気になったので早速個人演説会に顔を出してはみたが彼女は些細な雑事に拘ることなく委細構わず所信を堂々と捲くし立てていた。


かすれ声ではあったが熱意が籠もっていて何よりでした。


北海道補選の再現と、そして此の地での奇跡を信じるしかない。


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